新・仏教説話<復刻版>
その昔、インドにたいそう慈悲深い王さまがいました。ある時、王さまは、〝布施行〞を思いたち、宝物を山と積んで、貧しい人たちに、一つかみずつ与えることにしました。これを聞いた人々は、お城に押しかけ、それぞれに王さまから宝をもらっては、喜んで帰って行きました。
伝道シリーズ
真心の尊さを説くのに〈貧者の一灯、長者の万灯〉という諺(ことわざ)がよく使われます。この言葉の由来は、仏さまに捧げられた一つの小さな灯明の物語に始まります。ある日、マガダの国でお釈迦さまの法座が開かれた時のことです。
交流の広場〜微笑苑〜
蓮の実通信
私は怒りっぽい質(たち)です。すぐに、カーッとなる性分で、 みんなから「瞬間湯沸かし器」みたいだと冷やかされます。母は「人を導かなければならないお坊さんが、そんな気の短いことでどうするの」と私をさとします。
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