寺の友社 読み物シリーズ

新・仏教説話<復刻版>

新・仏教説話 第一話 一つかみの宝

その昔、インドにたいそう慈悲深い王さまがいました。ある時、王さまは、〝布施行〞を思いたち、宝物を山と積んで、貧しい人たちに、一つかみずつ与えることにしました。これを聞いた人々は、お城に押しかけ、それぞれに王さまから宝をもらっては、喜んで帰って行きました。

続きを読む→

  • 新・仏教説話 第一話〜第十話

伝道シリーズ

伝道シリーズ No.001 貧者の一灯

真心の尊さを説くのに〈貧者の一灯、長者の万灯〉という諺(ことわざ)がよく使われます。この言葉の由来は、仏さまに捧げられた一つの小さな灯明の物語に始まります。ある日、マガダの国でお釈迦さまの法座が開かれた時のことです。

続きを読む→

  • 伝道シリーズ 001〜010
  • 伝道シリーズ 011〜020
  • 伝道シリーズ 021〜030

交流の広場〜微笑苑〜

交流の広場〜微笑苑〜 第一話 商いの心得

江戸時代の商人がいかにあるべきかを説いた本に西川如見という人が書い た「町人嚢(ぶくろ)」という名著があります。江戸時代は、士農工商という身分制度があり、商人は、低い身分に置かれて いました。

続きを読む→

  • 交流の広場〜微笑苑〜 第一話〜第十話
  • 交流の広場〜微笑苑〜 第十一話〜第二十話
  • 交流の広場〜微笑苑〜 第十一話〜第二十話

蓮の実通信

蓮の実通信 第一話 一つかみの宝

私は怒りっぽい質(たち)です。すぐに、カーッとなる性分で、 みんなから「瞬間湯沸かし器」みたいだと冷やかされます。母は「人を導かなければならないお坊さんが、そんな気の短いことでどうするの」と私をさとします。

続きを読む→

  • 蓮の実通信 001〜010

ご利用につきまして

この、読み物ページで記載している本文は、ご寺院様などで、個人的に利用される場合により、使用・配布することができます。営利目的での、ご利用はできませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

ページトップへ