
合掌とは、古来よりインドで行われた礼法で、今日でもインド、タイ、ビルマ等では、仏さまを拝むときだけでなく、隣人どうしの挨拶に使われています。
これは相手に対し、尊敬の念を示す姿を表現したものだからです。
手にはいろいろな表情があります。
相手の姿に惜しみない賞讃を送る拍手、相手の気持に共感を示す握手、相手に限りない感謝をあらわす合掌、なかでも合掌は相手に対して尊敬の心をもって礼拝するという意味も持っています。
人の心には、千差万別の世界があります。
例えば、人が地獄と極楽の心を併せ持っているように、そのどちらを見つめて生きるかは、個人の自由ですが、できれば限りなく大らかな世界を願う生き方をしたいものです。