声聞と声聞乗とはどう見られてきたか。部派仏教へのまなざしから読みとく大乗仏教史。
インドにおける小乗蔑視の発生と受容、中国における小乗蔑視の受容と小乗批判の発生、そして、日本における小乗蔑視と小乗批判との受容。大乗仏教が辿ってきた道を、大乗経から中観派、唯識派、最澄まで多彩な文献を用いて説きあかす。日本人の大乗仏教理解に再考を迫る。
仕様・商品詳細
発売日 |
2024年5月 |
判型 |
四六判(12.9×2.1×18.8 cm) |
ページ数 |
341ページ |
出版 |
国書刊行会 |
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