仏教標語集 伝道シリーズ No.008「泥中の蓮華」
今回の伝道シリーズのテーマは
「泥中の蓮の教え」
です。
誰も望んで苦悩する人はいませんが、泥沼のような世の中でも蓮華は清らかに咲きます。困難に逃げずしっかり根を下ろして生きることで、苦労がやがてありがたい体験となり、人生を豊かにすることを学べます。
悟りの花はどこに咲く、悩みの池の中に咲く
悩みや苦労は、誰もが抱えています。でも誰も望んで苦悩する人はいないでしょう。たしかに今の世間は、泥沼(どろぬま)のようなもの、悪のメタンガスも充満しています。「世の中は変わってしまった」と嘆く老人もいれば、「人間ってそんなものさ」とうそぶく若者もいます。
しかし、迷ってはいけません。そんな泥沼の中にも、蓮華は清らかな花を咲かせます。世間から逃げないで、しっかりと根をおろし、強く生きたいものです。
「微笑みの花は、挫折(ざせつ)の泥沼に咲き、歓喜の果実は、精進(しょうじん) の田に稔(みの)る」そう信じて、あなたが一生懸命にがんばって生きて行けば、その苦労こそが、本当にありがたい体験だったと思える時が来ることでしょう。
蓮華の花。それは、私たちの生き方のシンボルだと言えるでしょう。
(寺の友社 教宣編集室 謹製)
伝道シリーズとは
ご寺院や宗教施設の伝道掲示板に掲載する標語集です。
※このシリーズの標語は自由にご使用いただけますのでぜひご活用ください。



